社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与メッセージ~

【今月のお知らせ】
9月に東京で行われた「国際物流展」にて、T社と共同出展を行いました。T社は自社で1,200台のトラックも保有しつつ全国の輸送マッチングや配車サービスを行う企業で、特に「帰り荷が無い長距離トラックの空車」と「荷主」の情報を独自のシステムでマッチングする事業で成長し、現在では全国で12,000台/日の配車を行う規模です。
それらのトラックに当社の「ダンカーゴ」を配備することで、更なる輸送効率UPの提案を行うサービスが始まります。来月九州で行われる「次世代物流展」では「九州半導体展」も併設しているので、クリーンルームの展示も行いますが、T社と共同出展することで市場を拡げていきたいと思います。
【今月の気づき】
先に書きましたT社との共同出展ですが、実はADFが他社(大手)と展示会に出たのは、10年ぶりでした。当時は相乗効果を狙いましたが、うまく成果が出すことができませんでした。
相手が大手であればあるほど、社名を前面に出そうとされます。それをこちらが制するほど、当時のADFに製品力も無かったため、バランスがうまく取れなかったことが要因だったと思います。
今回も3日間の内、初日の来場者へのアプローチは「T社です、よろしくお願いします。」といった具合に、社名を前面に出す形でした。物流業界では有名な大手企業だからです。
しかし2日目に「T社という社名を物流業の来場者に言っても、競合する先だったら見向きもされない。それよりも“ダンカーゴ”という輸送効率を上げるBOXがあることを前面に出して、その箱を使った輸送サービスにT社もお手伝いできる、という脇役的アプローチが必要。」
といったアドバイスを、当社顧問のAさんが発言してくれました。展示会の目的は“自社のサービスを通じて、世の中がきっと、便利になる!”という情報を発信する場です。その“本来の目的”を、皆さんに伝えてくれました。
誰が聞いても納得のできる目的が共有されれば、一体感が生まれます。特に2日目以降はお互いの社員さん同士でうまく連携が取れて、終始、ブースも賑わいました。例年名刺が300枚も集まれば良い方でしたが、終わってみれば650枚以上もの名刺を獲得できたことが物語っています。
T社の責任者が「“来月の九州もぜひ、行かせてほしい”と皆が言うので、選任に困っている」と嬉しそうにおっしゃっていました。製品に興味を示してもらい、その結果、自社の配車サービスも活用してもらえる。このようなリアルな手応えに、参加メンバーも感動したようです。
せっかく、世の中を便利にできる製品のメーカーです。今後も、思いを共有できる他社との協業もしながら発展していきたいと思います。
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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