当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で65号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

今月は創業者である私の父の7回忌でした。生前、父から言われたことがあります。私が20代後半の頃でしょうか。「お前は自分のエンジンを持ってないパラグライダーや。せいぜい俺が高いところまで上げてやるから、墜落（倒産）するまでに自分のエンジンを持つこっちゃな。」

そんな父が生前「社員旅行くらい行ける会社にせなアカン！」とよく言っておりました。亡くなった年、設立始まって以来の社員旅行を強行しました。それでも黒字を出せて、翌年には過去最高利益を出すことができました。天国から父が何か仕込んでくれたとしか思えませんでした。

なぜなら生前に仕込んでくれた種に実がなり、摘むことができたように感じたからです。昨年はコロナ禍でも更に過去最高益が出て、7回忌である今年も順調に利益を上げています。
“あぁ、まだこの受注は父が植えてくれた種の実を摘んでいるに過ぎないのではないかー？！”

法要の最中、そのような想いがよぎりましたが、父が亡くなる1年前に全社員・パートさんに宛てた手紙を思い出していました。

「・・・17年という月日が流れ、その間、一通りの苦労もし、責任も果たしてきました。何より、社長として最も大切な“社員を思いやる”という心が、しっかり育ってきました。」

カリスマ性もあり、尊敬すべき創業者が、私を唯一認めてくれたところは“社員・パートさんと共に会社創りをしている”というところでした。　私1人の能力では、たかが知れています。今の当社は個々の命を輝かせることのできる風土があり、昨今の結果はきっとその表れですね。

この7回忌は私にとって大きな節目となりました。創業者の七光りではなく、自身のエンジンをしっかり持ち、皆さんと共に、更に飛躍するメーカーにしていきたいと思います。

ところで今月の新聞広告で『結果的終身雇用』という考えを掲載しました。10代から70代まで、どの世代の命も輝かす会社であると、表現したかったのです。

来月は20代のHさんが当社で輝く姿を掲載します。再来月は福岡営業所を立ち上げたTHさん。その後30代、40代と各世代がいかに当社で輝いているか。世に知らしめたいと思います。そんな当社の考え方に共感してくれる人材のご縁も期待しながら—。

未来はどうなるか誰にもわかりませんが、可能性を広げられるビジョンを打ち出すことで素敵な未来を引き寄せることはできます。 1年を通じたこの広告は、一体どのような奇跡をもたらすでしょうか。楽しみにしていて下さいね☆彡