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社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与袋メッセージ~

今年の夏は例年にも増して猛暑となっています。一部、お盆休みも出社となりましたが体調の事も考えて、代休の調整を行います。コロナの影響で仕事が減っておられる業種もある中でお仕事をいただけている事に感謝して、何とか乗り越えていきましょう。

ところで先日、千船病院の1階受付に寄贈した飛沫防止パーテーションを見たKさんが「自分が作った商品が身近なところで使われているのを見ると、誇りが持てるなぁ」と言っていたそうです。

当社の理念には“モノづくりに誇りを持ち続けます”という一文が入っていますが、エーディエフで長年活躍してくれているKさんからその言葉が聞けた事は大変嬉しい出来事でした。その理念に向かう過程にビジョンがあります。

3カ月前の話です。社内に掲げる2年ビジョンに向かうために、毎月行われるプロジェクトで課題を見つけ、3カ月を目途に改善取組みを行う事に決めました。3カ月を経て、各チームから成果が発表されましたが、プロジェクト運営を担当するYくんとTくんより「出来たから、それで終わりにせず、期間を延期して検証をしていきましょう」という提案が出ました。これに対してメンバーから異論が出ました。「一旦、3カ月で改善する事を決めて計画を立てたのに完成とせず、延期して検証するなら、取り組んだ課題の終りはいつになるのか?!」「期限の日に、急に言わずに事前の相談が欲しかった」など議論が飛び交いました。そもそもプロジェクト運営を始める前に“目的とゴール”を明確にしてスタートを切れていなかった事に反省は残りますが、この議論は意味のあるものでした。“とりあえず始めたら良いってもんじゃない!考えろよ”と“考えすぎて動かんより、実行に移したから課題が見えたやん”というそれぞれの意見は、一見、相反しますがどちらも大事なことです。なにより社員同士が意見し合う時間に“大きな成長”を感じています。それを証拠に、明確な結論が出ないまま解散した後、各チームが完成したハズの課題に対してチームで集まり、即、話し合いを始めていました。私の目からは、今までで一番、自主性を感じる話し合いに見えました。なんと言いますか- 活気を感じました

プロジェクト運営自体のPDCA(計画・実行・検証・改善)の内、今月ようやく運営の“検証”が行われたのだと思います。一見、同じところをグルグル回っているようですが実は“らせん階段”のように上がっているのです。不慣れな運営に挑戦し、皆が意欲的に関わることで一歩ずつ着実に成長し、少しずつですが遠くの未来も、見えてきます

『プロジェクトの真の目的』は『自主性と積極性を育む』です。やらされるのではなく自分で切り拓く気持ちがビジョンを生みます。社長である私1人が、どこかの会社で見てきたことをやらせている時代を経て、まさに、らせん階段のように皆さんが成長している勢いを実感できる、熱い夏となりました ☀

第43号 2020年8月25日(火)
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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