当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で66号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

先月末から今月にかけては、実に４つの展示会に出展しました。

関西物流展では「ダンカーゴ」をメインにTHさん、Wさん、TSさん、Yさんが頑張ってくれました。東京で行われたインターフェックスでは「簡易クリーンルーム」をメインにIさん、NMさん、NNさん、Yさんが頑張ってくれ、更に、あまがさき産業展ではボックスやルームをはじめ、1品物をPOPで示し、Yさんが担当。私の方も大手商談ブースにアポイントをとり、５社中３社からオファーをいただきました。

更に更に。先日の２０日（中小企業の日）には、私が所属する大阪同友会が集って行われた“大阪わかそう２０２２”が中央公会堂で開かれ、抽選で選ばれた“５分プレゼンテーション”では先月号に書いた“結果的終身雇用”の考え方を話し、数社から共感の声をいただきました。

４～５年前まで私が独りよがりに展示会を仕切っていましたが、今では社員さん達が自走し、運営を行ってくれています。業界や製品ジャンルを変えながら複合的にＰＲすることで、さざ波のようにニーズが次々とやってくる“社会になくてはならない企業”へと成長したいものです。

ところで今月は私が中小機構という政府の機関より“中小企業応援士”に任命されました。自社がこれまでに取り組んできた海外への挑戦の際に、機構を通じて支援制度を受けたり、今も月１回はIさんと経営支援制度を活用している中で、その姿勢を見てくれていたのでしょう。

せっかくいただいた応援士の役割です。これまで様々な業界や国に挑戦し続けてきたＡＤＦ独自の考え方を、もっと他社と共有しながら中小企業を盛り上げて、世の中に影響を与えるレベルに高めていく！という高い志をもって取り組んでいきたいと思います。

振り返れば、フィリピンの開拓に挑戦したものの昨年、現地在庫を全て処分する形となりました。傍から見れば失敗と思われる結果かもしれませんが、現地に２年赴任してくれたYさんは輸出や海外の見積もりができるようになりました。これは“目には見えない資産”と言えます。

そして今月、フィリピンに挑戦していたことを知っているお客様からのご紹介でビニールブースを受注し、YさんとKさんが２人で現地納品を成し遂げてくれました。“これまでの取組みは無駄では無かった”そう思わせてくれます。それは、いつでも真剣に向き合ってきた証です。

必死の取組みは結果に比例します。“楽しく気楽に”ではなく“楽しいから一生懸命に打込む”といった姿勢が大事だとつくづく思います。結果を急ぐのではなく、結果が出ることをあきらめない事が大事です。３年や５年、結果が出なくてもやり抜く中で、周りの見る目が変わります。

真剣に考えて取り組む姿勢は、必ず誰かが見ていて、チャンスをくれます。そのチャンスの前髪を掴めるように、いつでも真剣に、陰ひなたなく努力し続ける事。そのような日々の意識が、充実する未来へ導いてくれると信じて、挑戦を楽しみましょう！