当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で55号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

国際的なスポーツの大会が閉幕しました。当社製の同時通訳ブースは、引き続き行われている国際的スポーツ大会でも活用されているようです。

開会式と閉会式で“長すぎる”と噂されたB会長の挨拶も、当社の同時通訳ブース内で通訳されているかと思うと感慨深く、長い話も苦になりませんでした。

創業者（島本守）が当初より掲げていたビジョン『世界を“あっ”と言わせるものづくり』は、今回の大会で成せたでしょうか・・・。　そんな中、海外メディアの記事に、同時通訳ブースが取り上げられました。

※ブログをお読みいただいている方には著作権の関係で記事 及び、写真を共有できません<(_ _)>
※ブースの下半分に浮世絵の「富嶽三十六景」や通訳イヤホンを付けた「東洲斎写楽」などが貼られているデザインになっています。

浮世絵デザインは、一緒に共同開発したK社様からの発案でした。この大胆なデザインのきっかけとなったのは「会議場という色気のない場へ、粋なブースを存在させたい」「野暮な物体ではオモシロくない」といった思いからでした。存在感は十分でした。その結果がこの記事です。

…凄いことを成し遂げました！

タイトなスケジュールで何度も試作し、複雑な加工も多かったのですが、企画から加わってくれた竹森くんや、設計をK社さんと共に担ってくれた武中くん、加工変更も多い中、試作の中心となってくれた近藤くん。パートさんたちもふき取り梱包で思いを込めてくれました。

利益こそ十分には取れていないかもしれませんが（打ち合わせなど見えない経費もあったので）間違いなく、世界各国の通訳者たちを“あっ”と言わせることが出来ただろうし、全世界が注目する舞台で、情報を発信する基地の中心的役割に使用されたことは、誇れます。

“自社商品を国際的なスポーツの大会に採用してもらう”という私の夢は１つ叶いました。

実はもう１つ、夢がありました。それは“社員さん、パートさん達と一緒に、その自社商品を会場に見に行く”というものでした。叶えることができず、残念です。

しかし、夢は描けば実現に向かいます。これからも皆さんと共に“夢を見られる企業づくり”をしていきたいと思っています！！