当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で83号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

先月末から今月初めにかけて、福岡で「ものづくりワールド」という展示会に出展しておりました。第１回目の開催ということもあり「Ｅ－Ｒｏｏｍ⁺（イールームプラス）」の自社ブランド名を前面に出して、九州でのブランディングを図る狙いで展示してみました。

同じく自社ブランドの物流ボックス「ダンカーゴ」も展示して、沢山の反響をいただけました。また今回は、九州において、ルームの設置施工や営業を共にやっていきたい！と言ってくださる他社企業が一緒に立ってくれました。自社だけでは手に負えない案件も、対応してもらえる体制を構築する目的もありました。これまでは、自社だけで頑張ってきましたが、他社企業と協業しながら、一緒のマインドで市場を切り拓いてくれる第一歩を踏めたことが、有難かったです。

さらに今月は、久しぶりに海外からクリーンルームの注文が入りました。以前、フィリピンのＭ製作所に納めたクリーンルームを移設してほしい、という案件で、製造部マネージャーのＯさんからは　「行ってみたい」という志願を受けました。
　　　　　　　　
ＹさんとＫさんは、以前もフィリピンで施工経験があります。頼りになる二人と一緒に、初のフィリピン施工を経験すれば、ますます、Ｏさんもパワーアップするでしょう！楽しみです。

それにしても年末の、ましてやクリスマスをまたぐタイミングに施工となってしまいましたが、送り出して下さったご家族の皆さまに対しても、感謝しかありません。ありがとうございます。

今年も残すところ、あと数日となりました。設立から四半世紀が終わろうとしています。振り返ってみると、挑戦していない年はただの１度も無い！！と言い切れます。そして今、改めて思うことは、社員さんが活躍できる企業になったなぁ、と感じるところです。

福岡営業所を作ってくれたのも、第１回目の展示会に出そう！と決めてくれたのも、社員さん。海外に出る！という決断こそ、私がしましたが、その後の現地に駐在して、繋がりを持ち、設置施工をこなし、今回の移設案件も見積もり対応から全て行ってくれたのも、社員さんたちです。

私は２０期を超えたあたりから常に「社員さんが活躍できるフィールドを用意できる企業であり続けたい」と言ってきました。四半世紀が過ぎ、そのような社風になってきたと感じています。

社長がそのように願わなければ、本来、持っているはずの社員さんたちの能力を見出すことなどできません。肝に銘じて、自分を律し、努めていきたいと思います。