社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与メッセージ~
今月でエーディエフの第23期・上期が終了します。コロナ禍での年度スタートとなり、不安も少なからずありましたが、期首からわずか2ヶ月目の3月にはワクチン接種会場向けパーテーションを特需し、大きな利益を上げることが出来ました。
自社だけで頑張ろうとせず、強い想いを持った取引先同士が協力し合うことで、不可能かと思われた短期間内に完納することも出来ました。“無理だ”と思わずに、考えながら行動したことでチャンスを掴んだこの経験は、今後の発展にも大変、大事な要素です。
また、パーテーションがきっかけで取り組みが始まった病院とのコラボ商品も、大阪だけでなく横浜や名古屋からも相談が入り、参入の糸口が見えなかった病院業界を開拓していけそうです。これを機に10月には「病院設備・医療機器EXPO」に出展し、未知の世界へ挑戦します。
このように当社は設立から今日まで「挑戦していない年は無い」と言い切れます。平時でも年間1000万円以上を展示会に投資し続け、新たな市場を開拓する努力を14年以上続けています。未来を自ら切り開く事がメーカーの役割であり、無いモノを創る事が使命です。
ところで本日は今期の夏の賞与支給日です。賞与は限られた予算を皆さんに分配しています。一律平等ではなく、公平になるように様々な角度から考え、これまでは私が1人で判断してきましたが、今回から各事業部リーダーの意見も交えて参考にしました。
リーダーが今後の方向性やメンバーの役割をどのように考えているのか、様々な想いを聞く事が出来ました。また皆さんの“仕事へ対する姿勢”も具体的に聞く事ができました。1つの結論としては「やることを文面(レポート/報告書)に落とし込んでいるか」が重要だということです。
やるべきことが具体的な人ほど、キチンと目標や改善を文面に落とし込んで実行しています。進歩も分かるし足らないところも明確になるのでリーダーもアドバイスしやすくなります。半面、口頭だけで終わらせている人は漏れも多く、どこまで成長してくれているか分かりません。
今回の面談で「メンバーの良い所を見つけて伸ばしたい」という気持ちをしっかり持っている事を確認しました。「利益が出たから、比例して賞与も出た」ではなく「成長に比例している事を実感できるようにしたい」というリーダーたちの言葉は、とても頼もしく思えました。
冬の賞与前には、リーダーに各メンバーとの面談をしてもらいたいと思います。どのように成長してほしいか、どのような自分になりたいか。目標をもって一歩ずつ着実に成長している日々を確認し合うことは信頼関係に繋がるでしょうし、やりがいにも繋がっていくと考えます。
エゴにならぬよう、陰ひなたなく努力している人は必ず報われることを信じ、この上期の飛躍を来期にも繋げていける! という自信を、皆で実感できる下期にしていきたいですね。
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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