社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与メッセージ~

【今月のお知らせ】
今月は給料と共に夏の賞与を支給しています。黒字で上期を終えたため、賞与は基本給の満額を支給することができました。当社では基本給以外の精勤・皆勤手当や、役職手当、調整手当といった項目を失くし、すべて基本給に集約しています。(家族手当と交通費は存在しています)
これは“自分の給料がいくらなのか”が一目でわかってもらえる仕組みです。賞与は夏と冬に基本給の1カ月分を支給し、決算賞与は、利益額に応じて分配(最大で1カ月分)します。年間で3カ月分の基本給が賞与として加われば、基本給×15カ月が自身の最高年収となります。
加えて、今年から5年間をかけて、各自の基本給を(最低でも)100万円UPさせることを公言しています。事業も順調に伸びて、最高年収を得られるとしたらどうなるか、計画も立てやすいのではないでしょうか。会社も、今後5年間に必要とする利益水準が見えやすくなります。
前期から四半期ごとに社員さんたちへ業績(数字)公開を行っていますが、自分事として数字に興味をもってもらえれば、嬉しい限りです。“企業は人なり”です。視座を上げていきましょう。
【今月の気づき】
今月末は、数年ぶりに全社員さんと個人面談を行います。それに伴い、皆さんにはSPI試験(総合適性検査)を行ってもらいました。すでに私の手元に届いていますから、面談時に渡します。
この試験は本来、採用選考時に受けてもらい、応募者の知能、性格など基礎的な資質を見ることが目的にされているようですが、当社はあえて、現社員さんたちに受けてもらいました。2年ほど前にも受けてもらっていますから、その比較をしてもらえると、何か気づきがあるかもしれません。
私も同じ試験を受けましたが、前回同様“結果にこだわる”という傾向がでました。人に対しては“プロセスをみるようにしましょう”と出ていました。自分としてはプロセスを大切にするように心がけていたつもりですが、潜在的な意識が出てしまうのでしょうか。面談時は気を付けます。
この試験は少なくとも、5年間は行おうと考えています。自分を客観的に見て、どこが変わってきていて、どこが変わらないのかを、客観的に理解することが大切だと思うからです。能力や技術力は経験と共に上がっていくでしょうが、気の持ちようは、変化に気づきにくいように思います。
コツコツ仕事をするタイプだったのが、気づけば積極的になっていたり、まず行動してみる!というタイプだったのに、情報を集める傾向が出てきたり。試験結果を会社の評価基準にするつもりはありませんから、自分の“傾向”を分析したり、確認する手段に使ってもらいたいと思います。
会社は、この5年間で大きく変化していきます。新事業も始まり、拠点も増えました。その中で、自分もどのような“気の持ちよう”を意識していくのか、その“変化”に興味をもってもらえたらと思います。
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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