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新聞記事の依頼を受けて気を付けたこと

令和2年5月14日 (木) に、日刊工業新聞の “挑む” に当社の内容が掲載されました。

記事にして頂くにあたり事前に質問をいただくわけですが、ある程度、質問の意向に沿って書くことが重要かと感じます。

例えば、どのような事に気を付けたか。私なりの解説をさせて頂こうと思います。

記者:
御社の事業内容を教えてください。

上記の質問に対して、あまり自社PRに繋がるような書き方をすると、記事として取り上げて頂くのに “厚かましくなるかな?” と考えたりします。簡単に事業内容をPRするなら、

『 アルミフレームメーカーで 1 品からオーダーメイドを行っている製造業 』

となるわけですが、それだけではおもしろくないので、過去に手掛けた製品を列挙して自社商品のPRにも繋がるように意識をしました。

書き方としては以下です。

アルミフレームメーカーとして設立し、自社オリジナルのアルミフレームを用いてオーダーメイドをしております。材料売りはもちろん、加工済みの半完成品で対応したり、完成品にして出荷、納品まで行っています。扱う製品は多岐に渡り、使用例としては、看板枠や収納棚、ゴミ箱や展示台、トランクケースにペットケージ、リターナブルコンテナや 喫煙ブース、簡易クリーンルームなども手掛けます。既製品を持たず、オーダー対応のみを主軸とし、“他社と同じ物は作らない”をモットーに、世の中に無い物をカタチにしてきました。
設立20年を超えた辺りからは、これまで培ったノウハウを元に、提案型の自社商品を展開し、 食品業界やメディカル業界など、新たな市場を創造しています。

上記のように書けば、材料売りをしている事や、オーダーメイドをしている事、具体的な製品名、そして反響をいただいている業界などをアピールできます。不特定多数の方にも響くかと考えました。

記者:
G20の翻訳ブースなど、採用実績も増えてきています。
さまざまな顧客ニーズに合ったモノづくりが強みと思いますが、強みはどこにありますか。

上記の質問で気を付けるのは、あくまでも、G20で採用された翻訳ブースの話に絡めてコメントする。というところです。翻訳ブースの何が“強み”になるか。そこを意識して書くようにします。しかし、強み=翻訳ブースではないので、製品の説明を長々書いても、間延びした文面になります。書き方としては、以下です。

お客様 (利用者) にとって、最適な品質で形にする “提案力” が強みです。
過剰品質で高くなってもいけませんし、安くても満足いただけなければ意味がありません。
例えば翻訳ブースの場合であれば、ISOに準拠した製品が、カナダ製とオランダ製しかありませんでした。そのどちらもが重く、設営時に大変な思いをしていると聞き “世界最軽量・最短組み立ての Made in JAPAN を作る” というコンセプトで、工具無し・マグネットで組み立てが可能な特許構造を創り出しました。

上記のようにかけば、提案力という強みが翻訳ブースの中にも生かされている事が伝わります。特許を取れるほどの提案力は、誰が聞いても強みとして伝わると考えました。

せっかく頂いた記事掲載のチャンスに、伝わりやすく簡潔に文面を書くことは、トップマネジメントの一環と捉えて、これからも意識して文章力を鍛えていきたいと思います。

尚、実際の記事は上記の内容が(かなり)要約されてました・・・。
その辺りも含め、続きは是非とも下記の写真でお楽しみください。

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