社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　～今月の給与メッセージ～

今月号で給与メッセージを書き始めて、第１００号となります。思えば第１号は２０１７年２月２４日から書き始めました。大阪府中小企業家同友会で親しくしてもらっていた、坂元鋼材の坂元社長がすでに書き始めておられて、真似をする形でスタートしました。覚悟を決めた朝礼で「情熱が続く限り書き続けます」と宣言しました。

すると、その言葉を聞いたＨさんから「・・じゃあ、始めたら止められないですね？！」と言われて緊張したことを、昨日のことのように覚えています。それから、はや９年が経ちました。

第１号から読み返してみると“全社一丸で！”とか“１人１人の進化が企業の進化に！”的な事を書いていて、思いは今と変わっていないのですが“社長の独りよがり感”が出ていました（反省）。でも１つだけ言えることは“情熱”は今も昔も揺らいでいません。

過去には手紙を読んでいない人が居ることに気づき、給与明細袋に同封することをやめて、封筒の外側にホッチキスで留めたりしていましたが、ごく自然に皆さんが読んでくれるようになったのは、社員さんの名前を出したエピソードを書きだした辺りからのように感じています。

ご家族の方にも読んでもらえているようで、相田みつをさんと共にトイレに貼ってくれている、などという話も聞きました。私としては、ぜひご家族の方にも共有していただいて、業務以外の会社の出来事などもワイワイ話せてもらえたら、という思いで書いています。

そこで来月の第１０１号から実行したい事が２つあります。１つは“第〇〇号”の表記をやめます。まだご家族の方にこの手紙を見せたことが無い人も、見せやすいのでは？！と考えたからです。

そしてもう１つは、社内の気づき要素を入れる、というものです。これは今期の第３回目製造会議で出た話で、指示通りにモノづくりをする、という当たり前な事にプラスして“ＡＤＦらしさ”を出すには「こう改善した方がより良いよね」と気づく力が大切だよな、という話が出たからです。

先月の昇給で公言した通り、社員さんの給料を年／２０万円以上ＵＰ×５年の１回目を実行に移しました。それに伴い、５０個のアイデアも出していこうよ、という目標もあります。私も一緒に加わって“アイデア＝気づき”を毎月せめて１つ、５年で５０個以上は出してみたいと思います。引き続き、お付き合いください<m(__)m>