当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で61号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

今月より当社の２４期目がスタートしました。その際、朝礼に参加していた皆さんに報告しましたが、改めてご家族の皆様にも報告します。現在、統括部長を担ってくれている入社１３年目の武中裕之さんを、３月の総会にて、当社の取締役に任命する事となります。

父が創業してくれたこの会社を島本家のためだけに存在させるのではなく、世の中に生かされるべき会社として更に成長するためにも、一族以外の方に取締役として参画してもらい、様々な角度、様々な視点から経営について語り合える関係を築いていきたいと思います。

前期の終わりには、これまで顧問税理士でありました大和隆史さんに当社の監査役として参画いただきました。これも、家業から企業へと成長する上で、正しく会計が行われているかを、外から厳しく見ていただくために、必要だと考えての事です。

また、今期は高騰が続くアルミの原価の影響で長年変えてこなかったアルフレームカタログに掲載されている価格を上げることにしました。この取組は一品事業部が窓口となり推し進めてくれています。大変な交渉ですが、誠心誠意ご説明して、ご理解をいただいております。

ルーム事業部は、これまで培ってきたお客様との信頼関係が功を奏（そう）して、かつて無いほどのリピート受注や口コミによるご紹介から、受注に繋がりました。一昨年はコロナによる投資控えで売上が半減していましたが、需要はしっかりと残っておりました。

物流部は先週、東京で行われた『ＪＡＰＡＮ ＰＡＣＫ２０２２』という展示会においても、出展スペースの大きさも含め、レイアウトや会期中に必要なカタログの改定に至るまで、予算の決定も全て行ってくれました。

ＷＥＢ事業部が地道に作ってくれた自社のホームページからの問い合わせも毎月着実に増えています。特に最近では当社に興味を持っていただいた就職希望者や学校の先生からも「ＡＤＦがどのような魅力をもった企業か、よく伝わってくる」という評価を耳にする機会が増えました。

各事業部のリーダーを中心に、組織力が発揮されています。今期の２月からはパートさんが既に２名増え、社員さんも１名～２名は新たに仲間になってくれる予定です。仲間が増えるにつれ、やはり大事になってくるのは、各事業部のビジョン（夢）を実現する事かと思います。

これまで掲げていた「世界を“あっ”と言わせるモノづくり」という創業期からの経営ビジョンは有りましたが、皆さんと共有できるビジョンを今期は再度、考えてみたいと思います。

多種多様なビジョンを描いたとしても、決して、皆がバラバラに動いているわけではない“共有・共感ができるビジョン”を、今期の終わりには皆さんと掲げられるような、そのような２４期にしたいと考えています！