当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で88号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

先日“Facebookの過去の思い出投稿”に、１０年前に社員さんとサシ飲みした際の、このフレーズが出てきました。『社員さんの人生を輝かせる企業で在り続けたい』この思いは１０年たった今でも、まったく変わらないどころか、むしろ増している感じです。

思いを持ち続けていると、時代の変化にいち早く反応できます。例えばデジタル（ロボット）化のお話をもらった時も、ロボットの勉強をしてきたＫさんを（入社２年目ですが）開発要員に抜擢したいな、と頭に浮かびました。「自動化に携わってみたい」と聞いていたからです。

前期からはメーカーとして自社のブランド力を世の中に広く知っていただくため、広報に力を入れていますが、今期からは広報担当としてＴさんを抜擢したいと考えています。公の場で緊張しながらも“果敢に挑戦する姿勢”が見えるからです。

デジタル化や広報活動など、製造や設計だけではなく、様々なフィールドで活躍できる機会が訪れるのが、ＡＤＦの面白いところかと思っています。

次はどのようなフィールドができるでしょうか？植物が好きな総務のＹさんが“未来農業化”に取り組み始めるかもしれません。人生の転機に“早い”や“遅い”はありません。自分が輝けるフィールドが今はまだわからない人が居たとしても、当社を自らの意志で選んだ皆さんです。

新卒で入社してリタイヤするまでに見つければいいのです。自分が輝いていると実感することが正解でもないでしょう。ひょっとすると毎日がしんどい時の方が多いかもしれない。でも、ふとした瞬間の“笑顔”や“達成感”で頑張れるならば、素晴らしいことです。

私が皆さんの輝ける瞬間を生み出せるフィールドを作ることを常に、一番、考え続けていますから、皆さんは日々の業務に向き合う中で、自分の輝ける時っていつかなぁ、と頭の片隅に置いてチャンスをうかがい続けてくれたら、と思います。

先日、Ｍさんと久しぶりにサシ飲みしてきました。当社に来てくださって丸１４年。お祝いと感謝を込めて。１８時半に予約して気づけば２２時になっていました。「わしの今までの人生でＡＤＦが一番、良い会社ですわぁ」　７３歳の人生を振り返るＭさんは、輝いていました。

人生は長い。絶好調に輝く時期もあれば、気分がのらない時期もあるでしょう。でも時代は変わるので、周りの環境が自分にチャンスをもたらすことだってあります。ただ一つ言えるのは、“自分の輝く時はいつかくる”という思いだけは、どうか頭の片隅に持っておいてくださいね。

できればそれを、朝礼の３分スピーチでも良いし、雑談の中でも良いから声に出してみる事が大事なことだと思います。　ＡＤＦの“誰か”にその声が届くこともあるからー。