社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与袋メッセージ~
今月は皆さんに幾ばくかの賞与(寸志)を出させてもらいましたが、コロナ禍のために寸志になったわけではありません。
シンプルに売り上げが追い付かなかったのです。
確かに注文が延期(事実上の失注)になったことも要因ですが、その分、コロナ感染対策製品を打ち出し、その製品を西淀川区役所に続き、千船病院にも寄贈したことで、追加で60セットほどお見積依頼をいただけました。また、病院で使用するストレッチャー(患者を寝かせて運ぶベッド)を囲うブースという新たなニーズをいただけて、コロナの第2波・第3波に向け、社会の危機を救える商品を作るきっかけに繋がりました。
コロナだから、未曽有の事態だから、ではなく、常に新たなニーズにアンテナを張り、時代の変化に逸早く反応して、未来に向けた活躍の舞台を準備できていると思います。
例えばクリーンルームの新カタログもその1つです。Hさんを筆頭にT君、I君、Y君、Nさん、Tさん、Nさんがメンバーとなり、問い合わせが来るカタログを目標にしています。当社の“強み”は“他社が嫌がるようなこともやってきた”という点です。
効率よく利益を上げるには、ややこしい案件は避けた方が良いでしょう。しかし他社から断られて困っている企業にこそ応えられるのがADF。
そんな強みが伝わる素案が7月2日に出来てきました。説明してくれたHさんから語られた実績の“苦労話”はまさに“ADFの強み”でした。現在メンバーで更にブラッシュアップを行っています。
下期の飛躍に向け、投資効果を発揮してくれそうです。楽しみにしていてください。
昨年の秋に中途入社されたHさんも、ホームセンターへアプローチを開始しました。
ADFのメイン商材であるアルフレームが全国の店舗に入っているにもかかわらず、対応が十分でなかったため、思うようにリピートが来ていない状況に“もっと売れるはず!”という意気込みです。
そんな折、ある個人の方がADF商材をホームセンターで購入し、DIYするまでをYouTubeにUPした動画をたまたま見つけたそうです。
朝礼スピーチでHさんからそのお話を聞いた時、私の胸も熱くなりました。こうした全国のDIYファンに、もっと知っていただくため、使命をもって活動してくれるHさんに期待です。
現状をより良いものにしていこうとする行動はとても大事です。すぐ結果に結びつかなくとも、感性を働かせる取組みは、自分自身を進化させてくれます。今期に入りTNくんから声が上がりました。“そろそろ表彰制度とかやりませんか?!” 未来を創る取組や改善などの主業務以外の頑張りを社内で称賛し合えることが目的です。
これにはTMくんからも賛同の声が上がっています。昔は、私だけの主観で仕組みを作っていましたが、今は違います。積極的な行動力が結果に結びつき“やれば出来る”を知る事は、個々の自信になる。その1人1人の自信がこの先の何事にも負けない社風となる年にするためにも、下期に“表彰制度”を始めてみます。
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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