当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で58号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

今月も社内で様々な試みがありました。１つは、御年７１歳の頼れる職人さん（KさんとMさん）の要望から生まれた自社オリジナルの“前掛け”です。

デザインをNさんが担当してくれて、アルフレームの断面がデザインされています。限定１０枚で作ってくれました。

必要とされる物を作る事は、大いにやってもらえればと思います。ましてや今回のようにオリジナリティが出せるならば、なおさらです。利益になるか、ならないかではなく“あった方が良い”と思える物を生み出すことでしか、世の中のニーズに応える術はありません。

車椅子用陰圧ブースも、そんなニーズの１つでした。コロナ病棟の困りごとを解決するために開発しましたが、製作の過程で「もっとこのようにした方が安心」といった“あった方が良い” というアイデアを出し合う過程が製品の完成度を上げました。

自分も“欲しい”“助かる”と思えるような物を生み出すには、色々なことを考えて、考えて、考え抜かなければなりません。それが形になった時に“感動”と“笑顔”があります。ADFはその繰り返しを２３年間やってきました。時には苦しくて、考える事に疲れて、逃げ出したい事もありましたが・・・

しかし今は“考えながら笑える風土”になってきているように思います。皆さんが新しい事を生み出す過程で必ず“笑い声”があるのです。「何をそんなに笑っているんだろう？」と私も仲間に入りたくなります。

・・・でも私が入ると笑顔消えちゃったりして(^_^;)

今月はいよいよ物流部リーダーのTさんが博多へ移住し、九州営業所を立ち上げます。期待に胸を膨らませている姿を見ていると、嬉しい気持ちになります。

九州は今、大手企業がこぞって工場を建設している地でもあります。また、東南アジアに近い場所でもあり、日本だけに留まらない拡がりを考えても、将来性のある場所です。

しかし場所もさることながら、その地に根ざして頑張っていく覚悟を持った人材が居ればこそ！今どき、リモートで仕事はできる時代ですが、しばらくは私も九州に隔週で通い、共に挑戦する気持ちでおります。笑顔を忘れず、未来に希望をもって飛躍していきます。