当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で87号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ　

３月、４月はおかげさまで、大変多くの受注をいただいています。製造部が連日残業となり、ご家族の皆さんにおかれましても、ご心配の事と思います。会社としましては、残業が限られた者に偏らないように配慮しながら、調整を心がけて参りたいと思っております。

今年はちょうど土日に桜が満開となりました。特に製造部では休みの日は疲れて外出がままならなかったかもしれませんが、パートさんのＮさんがくださった桜の接ぎ木に、綺麗に花が咲きました🌸🌳このような心遣いを本当に有難く思います。

日々が忙しくなると疲弊して、心に余裕がなくなることもあるでしょう。そのような中でも「あっ！Ｎさんがくれた桜が咲いてる！」といった、ふとした瞬間に心が休まったり、Ｍ社様から受注している大型商品を出荷した直後の達成感であったり、その“感性”を大切にしたいですね。

今月も展示会がありました。毎年出展している【関西物流展】です。例年、当社のブースには沢山の来場者が見に来て下さるのですが、今年は“２０２４年問題”という政府が唱える物流問題の話題性もあってか、例年にも増してＡＤＦの【ダンカーゴ】に興味が集まりました。

会期中は対応に追われましたが「なるほど！こういうことができるのか！」という声を何度もいただけるたびに、励みになりました。ちょっと人が途切れた夕方には、社員さん同士が自然に集まって「来期はこういう見せ方にしようか」といった話し合いが持たれていました。

社内で製造が忙しかったり、営業で目の前のお客様の対応に必死だったり、日々の伝票で神経を使ったり、各部署が“やるべきこと”に追われることは多々ありますが、目の前の現象から一歩離れた時こそが感性を成長させる良い機会で、その瞬間は日々の生活に沢山あります。

展示会はもちろんのこと、社内研修であったり、全体会議であったり、朝の３分スピーチなどがそうです。自分だけでは見つけられない“感性のヒント”は、色々な人やニーズから得ることができます。知らないことを知り、ハッ！とする瞬間が感性を成長させる全ての機会になります。

ＡＤＦは今、第２工場を探しています。事業再構築補助金に採択された新規事業を推し進めるための工場です。前例の無いビジネスを軌道に乗せるために新たな場所で開発から挑戦する訳ですが、これまでのノウハウや知識に加え、感性を働かせて事業を進めていきます。

そのためにも様々な“新しい業界の方々”との接点を増やし、気づきをヒントに「だったらこうしてみよう！」と感性を働かせ、新しい市場を創造していきたいと思います。皆さんを含め、当社に関わる全ての人たちに“ワクワク”を与えられるＡＤＦで在り続けたいですね。