社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与メッセージ~
当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月、お手紙として届けています。
私の情熱が続く限り終わりは無い!!として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で79号を迎えました。これからエーディエフに深く関わってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、この“社長ブログ”に投稿しております。
社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ
実は、今月の17日よりダンカーゴを活用した災害物流やBCP防災備蓄など、防災活用に向けた“お試しレンタルキャンペーン”を開始する旨をプレスリリースしています。早速3社のインタ-ネット媒体が記事として採用くださり、1社の新聞社に掲載を検討頂けています。
ダンカーゴは、今年の3月11日(東日本大震災の日)に経済産業省の「大規模災害時を想定した実証実験」において、被災地に円滑に支援物資を供給する手段として採用いただきました。これらの取り組みに共感いただける企業を“お試しレンタル”を通じて募ることが目的です。
前例の無い取り組みですから“なるほど”と思っていただける企業があったとしても、どのような成果に繋がるのかわからないことに、いきなり予算を投じるにはハードルが高いでしょう。だからこそ検証しやすいように、メーカーである当社が今回のような提案をしました。
今までにない発想を生み出すには、ある意味“将来への不安”を感じる感性が必要で“こうなったらどうしよう・・・”という不安(課題)解消が、新たな仕組みを生み出す種になります。
製造部では今、部内の取り組みとして「商品開発研修をしている」と聞きました。大変、楽しみな取り組みです。“こんな物があったら便利!”という観点から考えるのも良いですが、意外とマイナスな感性(将来の不安要素)から考えてみても良いかもしれませんよ。
人それぞれ感性は違います。前向きに物事を考えられる人もいれば、後ろ向きに物事をとらえる人もいるでしょう。どちらが正しい、ではなく、今よりも良くすることに繋がる手立てを考えることが大事です。現状に不安のある人は「どうせだめだ」と思った場合でも「・・もしこうなったらマシだけど」という考えに思いを馳せる中で、不安を小さくする方法が見つかるかも。
現状に満足している人も「自分が今に満足できているのは、こういうところがあるからだよな」という振り返りをする中で「もう少しこうなら、もっと満足できるかも?!」と考えてみることで、現状を更に良くする発見があるかもしれません。
そのような“自分事”を自社に置き換えて考えてみると、より良い職場作りに繋がるかもしれません。マイナスでもプラスでも、将来に繋がる思考の人が多く在籍する会社が、魅力的な会社になっていくはずです。
レンタル事業は自社の目先の利益に直結しませんが、新しい試みが“より良い社会”に繋がると信じて、今回のキャンペーンをスタートしました。この取り組みに共感してくれる“新しいことに挑戦する企業”と一緒に、仕組みを作っていけたらどんなに素敵か!と思っています。
社内においても、社外においても、将来を(現状を)より良くしたい!という感性の輪が広がれば、社会も、みなさんの暮らしにおいても、おのずと良くなることを信じて、1歩ずつ着実に成長していきましょう!
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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