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社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ ~今月の給与袋メッセージ~

毎年、10月になると来期の社内カレンダーを作るようにしているのですが、来期の年間休日は今期と同じ、105日にしようかと思っています。

これは1日8時間労働の会社が労働基準法で定められた最低限の年間休日日数です。人材募集をする際、この最低年間休日が120日以上だったり、完全週休2日制の会社は“良い会社”という印象があります。

当社も来期の採用を考えていますから、良く見える条件の方が良いですね。
しかし、あえて年間休日は増やさず、105日のままで行こうと思うのです。

現在の当社全体の有給取得率は約40%です。これは悪い数字ではないかもしれません。しかし詳細を見れば、最低限取得すべき5日の有給を、まだ取得していない人が居ます。

一方、50%以上取得出来ている人も居ます。その差は何か考えてみると仕事のウエイトが偏っているからでしょう。この状態で年間休日が増えれば、どうなるでしょうか?!

仕事の偏っている社員が休日出勤となり、その代休を平日に取得したり、休みに出社しているのに、平日に有給を取っていられない、という事態になるかもしれません。

理想は新人が仕事を覚え、先輩が仕事を教え、仕事が1人に偏らない状態を作る事です。まずは、今の社員さんたちが等しく有給を取得できる環境を作ることが先決です。

今回、試用期間中であった中途採用予定の方から辞職の申し出がありました。

ご本人が当社と合わなかった、と言ってしまえばそれまでですが、先輩社員もしっかりと新人さんに向き合ったでしょうか? これから増える未来の仲間を大事に思うなら、今回の事で“人と向き合う”ことの大事さをしっかりと考えてもらいたいと思います。

今年も合同企業説明会などに出席し、来期の新しい仲間を求めてみようと思っています。

良い人材と巡り合うためには、休日日数や残業の有無、月給がいくらか、といった情報ももちろん大事ですが「エーディエフはメーカーとして世の中に無いモノを形にできます。興味を持ったことを自分の手で進めたい人や、モノづくりが好きな人なら、きっと合うと思います」といった話に目をキラキラとさせてくれる人材と出会いを求めていきます。

ところで先日“社内改善プロジェクト”を終了すると決めました。一番の要因は“毎月行う”といった縛りをせずとも“日常の中で改善は行われている”と感じるからです。特に意識が高いのは、一番の長老であられるKAさんとMOさんですね。

我々若い世代もお二人の積極的な姿勢に負けないように、気づいた改善をどんどんと推し進めてもらいたいと思います。今回の決断でHAさんが言ってくれた言葉があります。

「終了というより卒業ですね」確かに。意識できるなら強制は不要です。まさに、「卒業=成長の証」ですね!

第45号 2020年10月23日(金)
株式会社エーディエフ 代表取締役 島本 敏
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