当社では社員さん、パートさん、そしてそのご家族の皆さんに、会社のできごとや私が大事にしている考えを給与明細と共に毎月お手紙として届けています。

私の情熱が続く限り終わりは無い！！として始まった想いを共有する手紙は、第1号から数えて今月で39号を迎えました。

これからエーディエフに深くかかわってくれるかもしれない“未来の仲間”に向ける意味でも、今後、ブログにＵＰしていきたいと思います。

社員・パートの皆さん、ご家族の皆さんへ

今月は、パートさんを含む全社員さんと面談をさせてもらい、会社の現状をお伝えし、1人1人の新しい役割について説明しました。この大変な時期を乗り越えるには、誰も傍観者にならず、主体的に考えて行動する事を皆さんにお願いしました。

そんな中、パートタイマーの○○さんより「製造の発注業務を自分がしましょうか。」という申し出がありました。早速、○○製造リーダーと話し、製造における消耗品の手配をしてもらう事になりました。これにより、総務の○○○さんの業務が少し緩和され、製造メンバーも入荷日の確認がしやすくなります。

同じくパートタイマーの○○さんから「インコの防音囲いがエーディエフなら作れると思う。」という発案がありました。検討してみたいと思います。

○○さんからも「誰でも意見が出しやすいように目安箱を設けてみては？！」という提案をいただきました。○○さんからは「○○○さんが、身体を気遣った声掛けをしてくれる。」という感謝の声も聞けました。

他にも仲間を思いやる声が多く聞けた面談であったと思います。

人が人を想う会社であることを再認識でき、「うちの会社ならコロナに打ち勝てる強さがある。」という自信を皆さんからいただけた面談となりました。

しかし、感覚や意気込みで乗り換えられるほど、たやすい事態ではありません。
私も、最大限、経営者として対策を取っています。

○○○の金融機関と、信用金庫の両社から借り入れを行い、約○カ月分の固定費相当を確保しました。○カ月経っても事態が上向きにならない場合は、政府直営の金融機関からも資金調達できるように書類も提出し、担当者としっかり話をしています。

お金だけでなく、新たに売上を生み出す努力も必要です。

コロナという時代の変化に逸早く反応した新商品として「感染防止ブース」を打ち出します。
これは、○○さん、○○くん、○○くんと仕様の話を詰め、○○○くんと○○さんで現状の自社ホームページに新しく新商品のページを作成して PR する予定です。

売上を低迷させない為にも投資を怠らず、お客様に感動を与える新商品を展開します。
私１人では何もできませんが、皆さんの協力があれば、必ず実現可能です。

今週は、毎月木曜日に行われるプロジェクトのチームを新たに編成し“会社を良くするため”という目的を確認し合い、1人1人が存在意義を実感できる取組みとして、再スタートを切りました。

お陰様で4月は大変忙しく、日常業務も立て込んでいますが、日頃から社内改善にも意識を向ける当社だからこそ、今のような未曽有（みぞう）の事態にも臨機応変に対応できる力が付いていると思います。

目先の最低限やるべき事だけを追い求めていては考え方の視野を拡げる事はできません。プロジェクトは利益に直結しない取組みですが、考える力を付け、共通の意識を持つ効果があります。他チームと連携も取って自分の将来と会社の未来を見据え、一緒に良い会社にしていきましょう。